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あっという間に2年目突入 [3度目の社会人生活]

こんばんは、すがなです。

約半年以上ぶりのブログカキコです。
皆さま大変ごぶさたしております。
5月も半ばを過ぎましたね。
いかがお過ごしですか?

私のほうはリエゾン精神看護師2年目突入…とお知らせしたいところですが、
本業から最近ちょいと離れ気味なのです。
病院の事情により、4月より期間限定で精神科外来担当看護師をやっております(^^;)
電話での受診相談と外来受付業務、あとは前年度から行っている精神科リエゾンチームでの
病棟回診同行が今の主な業務内容ですね。

この1か月半で気づいたのは、精神科受診への1歩を踏み出すことに
多くの方々が勇気をふりしぼっていらっしゃるんだな…ということ。
受診相談を受けている時、電話の先にいる方々の声を聴かせていただくことで
改めてこのことに気づきました。
病棟での他科依頼の時とはまた印象が異なる…このことに気づけたことは、私の中で
大変重要だったのではないかと感じております。

私の病院は精神科の病床がありません。
身体を患っている患者さんのこころの問題が生じた際、
まず主治医から患者さんへ精神科受診を勧めていただき、
その上で精神科医師やリエゾン精神看護師と出会っていただいております。

精神科リエゾンチームが病棟で患者さんとお会いする場合、
すでに精神科受診の第1歩を踏み出していらっしゃることが多いため
比較的スッと本題に入ることができているように思います。
ただし、中には精神科リエゾンチームのフォローを受けていただくことに難渋する場合もあります。
でもそのようなことはほんのごく数例です。

しかし、電話での受診相談の場合「勇気を振り絞って電話しました」とおっしゃられるケースが
多く感じられます。
そんな時、「お電話くださって本当によかったです。お待ちしておりますよ。」とお伝えするように
しております。
患者さんが初めて精神科を受診される際に、少しでも不安や緊張を緩和できたらと思い
できるかぎりゆっくりとした口調で・繰り返し予約日を伝えることにも気をつけております。

精神科外来で初めてお会いする患者さんを暖かくお迎えできるように
親しみのある音楽を流し、
アロマディフューザーでエッセンシャルオイルの香りを用いてみたり。
窓口から飛び出して患者さんのもとで膝をついて受診の流れを説明したり。

入院患者さんが退院された後、しばらく精神科フォローとなっている患者さん数名と
時にはリエゾン精神看護師が面談して日常での生活について支援させていただくこともあります。
患者さんの日々の生活やちょっとした悩みや変化を、診察前の精神科医師や臨床心理士に伝えていくことも
私にとって重要な仕事。
抜けの多い私ではありますが、できる限りの精神科外来看護をこの1か月半で行っております。

そうそう、今日は院内コンサートが行われました。
プロの音楽家の方をゲストに迎えて外来受付で開催し、100名以上の方々にお越しいただきました。
このコンサート、精神科リエゾンチームが中心メンバーになって今年1月から隔月で開催しているんですよ。
我らがリーダーの精神科医師は、このコンサートを「まさに集団精神療法なんです!」とおっしゃっています。
精神科リエゾンチームだからこそ病院にできることのひとつなのかもしれませんね。

できるところからコツコツと。
今年度はこれを継続目標として、頑張っていこうと思います。





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コメント 2

てゅれてゅれ草

すがなさん、お久しぶりです。
文面を伺う限り、すごく元気にやっておられるようで
、とてもうれしいです。
そういう雰囲気のいい病院がもっと増えてくると
いいですね。

by てゅれてゅれ草 (2009-05-16 07:06) 

すがな

>てゅれてゅれくん
こんばんは。ご無沙汰していますね☆
あの緑いっぱいの武道場が懐かしい…(><)
こちらは相変わらず元気ですよ~
患者さんの満足だけでなく、病院の中にいるすべての人の満足のために多職種チームができることとは何か。
これがちょっとずつ、できるところから実践できたらいいなとみんなで考えています。

by すがな (2009-05-19 20:50) 

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